ヴィラロボス「5つの前奏曲」より、「ブラジル・インディオ(先住民)へのオマージュ」と副題が付けられた4番。テクニック的には中級向で、初級から中級への挑戦としても好適。レッスンのポイントは2系統に分かれ、初級~中級向には「単独指押弦時の安定性」「速いアルペジオ」などテクニック的な要素。中級以上には「音楽表現力」。
「単独指でのフィンガリング」時は、難易度が低いわりに隣接弦に接触しやすく、それを回避しようとすると不安定になってしまうことが多いので、それを解消・克服するフィンガリング技術を解説。
また「速いアルペジオ」の習得では、事前に弦をホールドする方法や、段階的な練習方法などを学ぶ。実際に行い、見せているので、効果的な練習方法を段階的に行い「出来るようになるプロセス」を実際に認識できます。
またアルペジオ部分では、暗譜のコツとして、フレーズの分類を明確にすることで、理解しやすく、覚え易くする認識方法を解説しています。
独特の雰囲気を表現するには、「フレーズの緩急や間合い」「音量と音色」「ヴィブラート」等のコントロールが必須。音楽表現力についても解説しています。
演奏時間も4分程度と扱いやすく、かつ起伏に富んだ内容は、コンサートレパートリーとしても立派に通用する、充実の内容。
「音楽は雰囲気を提示することが得意や分野」であることを体現出来る曲として、格好のレパートリーになります。
・模範演奏 ~ 曲を知りましょう
・はじめに ~ 作品背景やレッスンのポイントなどを解説
・フィンガリング解説_Aメロ部~楽譜から読み取れること ~ Aメロ部で、楽譜から読み取れる情報を認識しておく
・フィンガリング解説_1~2小節 ~ Aメロ部の表題小節にて、レッスンテーマの一つである「単独指押弦時の安定性」について解説。またヴィブラートについても解説
・フィンガリング解説_3~10小節 ~ 前ビデオで解説したノウハウで、Aメロ3小節目以降を弾いてゆく
・フィンガリング解説_11~16小節 ~ Bメロの表題小節にて、覚えやすくするための整理・分類方法と、コードチェンジの練習方法を解説
・フィンガリング解説_17~19小節 ~ 同上
・フィンガリング解説_20~26小節 ~ 同上
・フィンガリング解説_27~32小節 ~ Cメロ部~ハーモニクスでの演奏部分の解説
・フィンガリング解説_33~43小節 ~ Dメロ部はAメロ部と同じなので、最終小節と、間断なくコード発音するためのノウハウを解説
・肩、肘、親指の動き ~ 左後方からの撮影で上半身と左腕等の動作解説
・ピッキング解説_A・C・D部 ~ ピッキングをアップ撮影で解説
・ピッキング解説_B部 ~ 速いアルペジオに対応するため、事前に弦を一瞬ホールドする方法など、いくつかのノウハウとその練習方法を解説
・コード解説
<動画:14ファイル/PDF:2(楽譜・メニュー)>