ポンセ「組曲イ短調」より「サラバンド」です。この曲は「アルマンド」と「プレリュード」に並び、プリングオフやハンマリングを題材にフィンガリングのテクニックを鍛え、高めるのに好適な教材です。
「アルマンド」は様々な形の中で自在にプリングオフを行う。
「プレリュード」は2連続プリングオフを、やはり様々な形状にて行う。
そして「サラバンド」はプリング&ハンマー連続直後にコードチェンジを含む押さえ替えが配置され、より精密なフィンガリングが要求されます。
それらを段階的に練習することで、フィンガリング・テクニックの強化・向上が望めるので、教材曲としてこの3曲を強く推奨してきました。
もちろん、曲全体を通して弾かず、練習素材として部品取り的に、部分個々を取り出すことでも有効です。
「組曲イ短調」は5曲構成で、これで全5曲がレッスンビデオ作品として揃いました。
・模範演奏:曲を知りましょう
・はじめに ~ レッスンのポイント
・ポリフォニーを認識しよう ~ 3声部に分割し、各々のパートを弾いてラインを認識しておく
・サラバンドとテンポ設定 ~ サラバンドの説明とテンポ設定について
・フィンガリング解説-1 ~ 1-4小節のフィンガリング解説
・フィンガリング解説-2 ~ 4-7小節で同上
・フィンガリング解説-3 ~ 7-10小節
・フィンガリング解説-4 ~ 10-12小節
・フィンガリング解説-5 ~ 13-16小節
・フィンガリング解説-6 ~ 17-22小節
・フィンガリング解説-7 ~ 23-28小節
・フィンガリング解説-8 ~ 29-32小節
・肩、肘、親指の動き_前段 ~ 左後方からの撮影で上半身と左腕等の動作解説
・肩、肘、親指の動き_後段 ~ 同上
・ピッキング解説_前段 ~ ピッキング解説~解説しながら遅いテンポで指使いを撮影している
・ピッキング解説_後段 ~ 同上
・遅いテンポで音価の確認 ~ ピッキング解説と同じく、右手・左手の2画面で、8分音符のクリックを基準に、遅いテンポで演奏しているので、合わせて弾くなどして、練習に役立ててください
・コード解説 ~ 曲全体のコード解説
<動画:18ファイル/PDF:2(楽譜・メニュー)>