これが弾ければ、クラシックギターのほとんどのレパートリーには対応可能でしょう!と言える曲で、まさにスキル構築の山脈!山ではなくて「山脈」。 作曲者バッハ自身のお気に入りだったようで、他作品に何度も流用しているトッカータ風超名曲です。
無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番ホ長調(BWV1006)のプレリュードですが、ギタリストには、バッハ自身がリュート用に編曲した「リュート組曲第4番ホ長調」(BWV1006a)といったほうが、お馴染みでしょうか。
編曲・運指の構築は、以下の2つの要素で大きく影響されます:
(1)個人適性が大きい【ピッキング】を、どう運指付するか?
(2)音楽的欲求の完成度を、どのくらい担保するか?
そうです、フィンガリングはこの2要素に左右され、かつ、自分のスキルと見合わせて、落としどころを探ることになります。
したがって、ギター的なスキルだけでなく、音楽的に十分な見識が無いと太刀打ちできない側面が、この曲を攻略するには必須なのです。
それらをペペタスお馴染みの、全方面徹底解説。収録時間が8時間に近い大作になりました。
生涯をかけて弾き続け、学び続け、自分を磨き続ける試金石。
人生の宝となる超名曲を、避けて通るわけにはゆきません。
クラシックギターの名曲徹底攻略シリーズ、記念碑的な「第51作目」に相応しい、最高峰とも言える作品です。
・模範演奏~ 曲を知りましょう
・はじめに ~作品背景やレッスンのポイントなどを解説
・作曲上のポイント解説-1 ~音形の役割、扱い方を認識し、それがフレージングおよびフィンガリングに、如何に影響しているのかを学ぶ
・作曲上のポイント解説-2 ~曲の構造を理解し、同型フレーズが転調によりが繰り返し出現していること、そしてそれをどう扱うかを学ぶ
・コード解説-1~ 曲前半のコードとキー(調性)解説
・コード解説-2 ~曲後半のコードとキー(調性)解説
・フィンガリング解説_1~8小節 ~表題部分のフィンガリング解説と、演奏上の注意点やポイント
・フィンガリング解説_9~16小節 ~同上
・フィンガリング解説_17~24小節 ~同上
・フィンガリング解説_25~32小節 ~同上
・フィンガリング解説_33~40小節~ 同上
・フィンガリング解説_41~48小節 ~同上
・フィンガリング解説_49~56小節~ 同上
・フィンガリング解説_57~64小節~ 同上
・フィンガリング解説_65~72小節 ~同上
・フィンガリング解説_73~80小節 ~同上
・フィンガリング解説_81~87小節 ~同上
・フィンガリング解説_88~94小節 ~同上
・フィンガリング解説_95~102小節 ~同上
・フィンガリング解説_103~110小節~ 同上
・フィンガリング解説_111~118小節~ 同上
・フィンガリング解説_119~126小節 ~同上
・フィンガリング解説_127~134小節 ~同上
・フィンガリング解説_135~138小節 ~同上
・肩、肘、親指の動き_1~28小節 ~左後方からの撮影で上半身と左腕等の動作解説
・肩、肘、親指の動き_29~50小節~ 同上
・肩、肘、親指の動き_51~78小節 ~同上
・肩、肘、親指の動き_79~94小節 ~同上
・肩、肘、親指の動き_95~118小節 ~同上
・肩、肘、親指の動き_119~138小節 ~同上
・ピッキング解説_運指総論 ~im中心で運指を構築するか、またはimaを積極的に活用するかは、個人適正による。各々の場合の注意点などを解説する
・ピッキング解説_1~8小節 ~表題部分のピッキングを解説
・ピッキング解説_9~36小節 ~同上
・ピッキング解説_37~66小節 ~同上
・ピッキング解説_67~96小節 ~同上
・ピッキング解説_97~118小節~ 同上
・ピッキング解説_119~138小節~ 同上
【収録内容】動画:37ファイル/PDF:3(楽譜×2・メニュー)