バリオスはワルツを数曲残しているが、概ねロマン派的な表情の作風になっている。
代表的なこの「第3番」もそうで、ロマン派期のピアニスト・コンポーザー等の影響が見られる。
技術的にも難しい部分が散見される曲だが、ステージレパートリーとして非常に有効で、メロディーや曲の良さがドラマティックに伝わる佳曲。
また、フィンガリングやピッキングの運指は、選択した表現方法によって大きく異なるパターンになる訳だが、この曲は選択肢が広く、それをレッスン内に示しているので、自分なりの表現を、現状のテクニックレベルに合わせて模索する中で、【技術面と音楽面の折り合いを模索し演奏を設計する】好適なエクササイズにしてほしい。
・模範演奏 曲を知りましょう
・このステップで学ぶこと&進行解説~学ぶポイントと曲の進行を解説し楽譜の進行を確認する
・音楽解釈と運指の関係 ~フィンガリングもピッキングも、求める音楽表現や解釈により設計されることを理解する
・イントロ ~表題小節のフィンガリング解説&音楽的解説
・Aメロ_6-13小節 ~同上
・Aメロ_14-26小節
・A~Bメロ_27-41小節
・Bメロ_42-48小節
・Cメロ_49-56小節
・Cメロ_57-65小節
・Dメロ_66-83小節
・Eメロ_84-97小節
・Eメロ_98小節以降
・ピッキング解説 ~全曲を通してピッキングを解説する
・肩、肘、親指の動き ~左後方からの撮影で上半身と左腕等の動作解説
・コード解説 ~コード・プログレッションの解説
・(付録) D調弦解説 ~変則調弦の解説
収録動画数:16+1/ファイル数:PDF×2(楽譜・メニュー)