スペインを代表するメロディーのひとつ。スペイン民族派の巨匠エンリケ・グラナドスの名曲【アンダルーサ】。
ピアノ曲からの編曲ですが、古くからギターに編曲され愛奏されています。
哀愁を帯びたメロディーと、スペイン南部アンダルシア地方の風情を伝える名曲。
まさにギターで歌い、ギターで紡ぎ、ギターで描写する、そんな作品はクラシックギターレパートリーのスーパースタンダードの1曲。
レパートリーとして長く愛奏したい必須の名曲です。
学習のポイントは、ジョイントや半セーハの活用・リズムとメロディーの折り合いのつけ方・素早いコードチェンジや、柔軟なフィンガリングでの滑らかなメロディー演奏など、 音楽的演奏に必要なスキルを徹底的に高める内容。
生涯にわたり愛奏したい、必須のレパートリー~スーパースタンダード間違いなし!!
模範演奏
- 作者、作品の背景説明 ~作曲者や時代背景、作品のポイントなどを解説
- 曲の構造 ~曲の構造・構成を認識する
- 進行とスラー、ポルタメントの解説 ~曲の進行(楽譜の見方)とスラーやポルタメントの記載法と奏法の解説
- 音価の読み方 ~楽譜の読み方として、音価(音の長さの情報)の読み方を確認します
- インリズムでメロディーを弾く ~メロディーを取り出して弾いてみることを、リズムを一定に保った中で行います
- インリズムでベースとメロディーを弾いてみる ~リズムを一定に保った状態で、メロディーとベースのみ弾いてみる
- メロディーを歌う&文脈 ~リズムが崩れても、メロディーを情感豊かに歌うように弾いてみる。また、メロディーや音楽を一種の言語と考えたときに、文脈としてどうとらえるかのヒントを解説
- ベースをつけてメロディーを歌う ~情感豊かにメロディーを弾く作業に、低音を加えたバージョン。また、コードを鳴らしてメロディーを口で歌ってみることの解説
- 1~6小節とポルタメント解説 ~フィンガリング中心の奏法解説&ポルタメントの記載と説明
- 7~9小節とセーハのポルタメント ~同上&セーハ移動のポルタメント
- 9~11小節と移動は次の準備 ~同上&移動時に次の指形状の準備を伴う方法の解説
- 13~15小節_表現と構造 ~同上&曲の構造を考えることで、メロディー表現の組み立て方などをプランニングできるようになる
- 16~19小節_リタルダントと設計の仕方 ~同上&リタルダントやインテンポなど、速度を変化させる表現の設計の仕方
- 20~21小節_コードチェンジの難所 ~同上&コードチェンジが素早く、かつ困難な形状が含まれる場合の練習方法
- 22~31小節_運指のオプションと音域による色彩感 ~同上&複数の運指の可能性、また、メロディーの置かれている音域によって色彩感が異なり、その表現の方法などの解説
- 中間部_32~39小節_運指の工夫&構造と表現の関連性 ~アンダンテ前半部の、フィンガリング中心の奏法解説
- 中間部_40~45小節_フォーム変化の速い展開 ~アンダンテ部後半の、フィンガリング中心の奏法解説
- 中間部_46小節以降とコーダ ~アンダンテ部最後とコーダの、フィンガリング中心の奏法解説
- メロディー部ピッキング解説 ~メロディー部のピッキング解説
- アンダンテ部ピッキング解説 ~アンダンテ部のピッキング解説
- 左肘と親指の動作 ~上半身の動作を認識するため、左肘や親指の状態を解説
- ジョイントとセーハ形状の使い分けと手首の状態 ~ジョイントや半セーハ時の人差し指の形状や、手首のコンディションなどを解説
- コード&音楽理論解説 ~コード進行と音楽理論的な解説
- 脱力について ~題名の通り
PDFでタブ付楽譜が添付されます。