リョベートの名編曲「カタロニア民謡集」。
その中から、初級~中級者が取り組むスタンダード、「アメリアの遺言」を徹底攻略する。
この編曲シリーズは、「押弦指」が天地へストレッチされる場面が散見され、それが逃れようのない壁となり、多くの愛好家に立ちはだかっている。
これを乗り越えるために、基本的動作理論を丁寧に解説しつつ、クラシックギター演奏の本格的なスキルを身につけてゆく、超本格的なレッスン!
フィンガリングに於いて最も重要な要綱、「フォームの選択とストレッチによる拡張」を徹底攻略してゆきます。
また曲中で要求される、オクターブハーモニクスについても、段階的に追い込むことでマスター!
テクニックや動作をアップで見られるマルチアングル画像も充実して、大きな峠を越えてゆきます。
ぺぺタスお馴染みの徹底解説で、多面的に詳細に解説しています。
- 初めに ~リョベートの基礎情報や取り組むべきポイントなど
- このステップで学ぶこと ~ このステップで学ぶことの解説
- カタロニア民謡集とアメリアの遺言の背景知識 ~ カタロニア民謡集とアメリアの遺言の背景知識を解説
- ポルタメント解説 ~ 曲中、メロディーで多用されるポルタメントの解説
- メロディーを弾いてみよう ~メロディーのみ、又、メロディーとベースのみを弾くことで理想の表現を具体化しておく
- 冒頭4小節~フォームと移動 ~簡単な冒頭4小節にて、使用されるフォームとその変化、そしてポジション移動などの基本的な取り回しを整理&理解することで、根本的なスキルアップにつなげる
- 着地の練習 ~5小節目のGm7を、着地の練習で克服する方法
- 5~6小節でのストレッチ ~天地の方向への拡張において、まずフォームをどう考えるのか、そして如何に指ストレッチさせて拡張を良い形で達成するのかを解説
- 7~8小節目フォームとグリップの変化. ~7~8小節目で、音化を保持しつつ、フォームやグリップの変化させる工法の練習
- 9~12小節で拡張練習 ~ここでも薬指&小指での天地への拡張を練習するが、隣接弦での発音も同時に要求されるため、フォームに注意が必要となる個所
- ビブラート ~ビブラートの方法やノウハウの解説と、簡単な部分を使ってビブラートを練習することで、脱力した、リラックスした状態を学習する
- 17~24小節目を暗記しましょう ~17~24小節目のオクターブハーモニクス部分をマスターするために、最初にすることは左手フィンガリングを暗記すること
- ハーモニクスの原理と方法、練習法 ~ハーモニクスの原理、そしてオクターブハーモニクスの方法と練習方法の解説
- オクターブハーモニクスを近接撮影 ~オクターブハーモニクスの動作を近接撮影しつつ解説
- コーダ ~コーダ部は中音域にメロディーが配置され、ピッキング方法に配慮が必要となる
- ピッキング解説 ~全体を通してのピッキング解説を、近接撮影で。フィンガーポジションによる指使い方法の整理的考察や、ハイテクニック~ブランディング(事前保持)などを徹底解説
- ヘッド側より ~ヘッド側より撮影した動画で、フィンガリング理解のため、親指や手首、肘や上体の動作を確認する
- 親指位置の確認 ~左後方からのカメラ位置で、フィンガリングでの親指位置や形状、また、手首の状態を確認する
- 後ろからより親指にフォーカスして ~より一層、後方のアングルより、左手親指にフォーカスした映像
- コードとコードフォーム解説 ~コードプログレッションと、コードフォームの解説
- 模範演奏 ~ペペ田代による、添付されたタブ譜通りの模範演奏
- 挨拶 ~終わりの挨拶
PDFでタブ譜付楽譜が添付されます。