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- Track-01 アストゥリアス
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- Track-02 グラナダ
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- Track-03 セビーリャ
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- Track-04 祈りと踊り 0:00
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- Track-5 第1番〜抒情のメロディー
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- Track-06 第2番〜カパドシオの歌
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- Track-07 第3番〜バッハへの讃歌
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- Track-08 第4番〜インディオへの讃歌
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- Track-09 第5番〜社交界への讃歌
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- Track-10 パバーナ
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- Track-11 エスパニョレータ 1番
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- Track-12 エスパニョレータ 2番
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- Track-14 フォリアス
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- Track-23 カナリオス
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- Track-24 松のロマンス
【トピックス】
発売大ヒット作「スペインの心」から3年、待望の新作
巨匠渾身の至芸によるクラシックギター芸術の神髄
前作と「対」になる必修盤、ついに発売
【概要】
2005年発表作「スペインの心」は、ロングセラーを記録する大ヒット作となり、同時期に録音されていた当作品は、前作と「一対」になる作品と見てよいでしょう。
クラシックギター・スタンダードである名曲集的収録曲の魅力と共に、希代の名人の円熟した音楽は、クラシックギター芸術の真髄を体現したものとなりました。
すべての音楽ファン必修の1枚、ここに誕生です。諸般の事情により発売が遅れていましたが、2008年8月、ついに待望の日本発売です。
【ぺぺロメロのコメント】
このアルバムをお届けできることを嬉しく思います。
これは我が家のくつろいだ空気の中で作り上げた新録音集第2弾です。
私は心からの愛と尊敬をこめてこのアルバムを「クラシック・ロメロ」と名づけました。
これは我が家族と先祖に捧げる感謝の言葉でもあります。
なぜなら私がギターの演奏に生涯を捧げる情熱や力は、彼らから授かっているのですから。
(1957年8月13日、スペインから合衆国へ人生を変える旅立ち~その50周年記念日に )
【ペペ田代のレビュー】
「至高のギター芸術、ここに刻まれる」
2005年発売の「スペインの心」は大ヒット作となり、この巨匠の「今日」を伝える名盤として世界中のマーケットに熱狂的に迎えられたのは、記憶に新しい。
そして、それと同時期に録音された音源が「近日、発売になる」とアナウンスされてから、諸般の事情で遅れ込み、いよいよ、待ちに待っての発売。
2005年4月のペぺロメロ来日リサイタルに向けてのシーズンに録音された、この一連の音源は、あの感動的な来日公演とほぼ曲目を同じくし、2枚で一対のようなCD作品群となっていると言えよう。
カリフォルニアの自宅で、リラックスした中で録音されたこのCDは、前作と並び、実に円熟した「たたずまい」を聴かせる。
音楽こうあるべきものなのか、と感心させるが、聴き進めるうちに、その音楽、ギター芸術に引き込まれ、何も考えずにただただ感動するばかりとなってしまう。
これこそがペぺロメロの偉大さであるし、彼のコンサートで、聴衆が愛に包まれる感覚を、その音群の中に見出すのも、巨匠の演奏が、音楽の本質、真髄を体現しているからに他ならない。
また、前作同様、作品を貫く「美音」も讃えられるべきだろう。
ペぺロメロの息子、ぺぺロメロJr氏製作による素晴らしいギターは、現在考え得る、最高のコンサートギターであることは世界中のコンサートホールで使用され実証済みだが、ここに聞かれる「音楽的な美しさ」も出色である。
ちなみに、このシリーズでの録音には製作番号「#30」「#40」が曲によって使い分けられている。
(2008年7月記述)
- I.アルベニス
1 アストゥリアス(伝説)
2 グラナダ
3 セビーリャJ・ロドリーゴ
4 祈りと踊りH・ヴィラ・ロボス
「5つの前奏曲」
5 第1番〜抒情のメロディー
6 第2番〜カパドシオの歌
7 第3番〜バッハへの讃歌
8 第4番〜インディオへの讃歌
9 第5番〜社交界への讃歌G・サンス
「スペイン組曲」
10 パバーナ
11 エスパニョレータ 1番
12 エスパニョレータ 2番
13 たいまつの踊り
14 フォリアス
15 ガリャルダ
16 ビリャーノ
17 サラバンダ
18 ルヘーロ
19 パラデタス
20 トルネオ(Torneo)
21 ナポリの女
22 カタロニア歩兵の女房
23 カナリオスF・M・トローバ
24 松のロマンス
【解説/日本語対訳付】