フィンガリングテクニックを徹底的に学ぶ、「左手のテクニック」シリーズのSTEP-3は、「発展テクニック&コード形状への対応」です。
過去のステップで学んだ基本テクニックを元に、実践的なハイテクニックを習得し、上級スキルの構築を目指します。
また、「シングルノート」を扱くことで構築してきた様々なテクニックを、複数個所を押弦する「コード押弦」に活用できるよう学びます。
巷にようやく「人間工学」をギターに対して関連付けるようになってきましたが、本家本元の格の違いをどうぞ!
・このステップで学ぶこと~このステップで学ぶことを解説する
・指を上げる~押弦した指を上げる~離弦動作は、運動としてあまり意識されていない場合が多いが、フレーズ速度が上がる程、離弦速度が完成度を支配する。ここでは離弦速度を高めるトレーニングを学ぶ
・離弦方向を天地へ向ける~離弦方向は、原則的な方法以外にも、上級テクニックとして、移動する次の弦方向へ指を上げる方法がある
・3本&4本指バリエーション~学んだ離弦方法を、3本指&4本指のコンビネーションでトレーニングする
・インポジションで水平方向へ傾ける~はっきりとした離弦動作でなく、水平方向へ腕や手首を活用してフォーム自体を傾けることで、押弦&離弦を行うテクニック
・水平方向と垂直方向を組み合わせる~学んできた「垂直方向」と「水平方向」へのテクニックを併用して、一層ハイパーなフィンガリング・テクニックを作る
・水平方向へ加重し移動する~水平方向へ加重自体を向けて、その力を利用してポジションチェンジするテクニック
・コード形状との関係~STEP-1から、シングルノートを扱うことでフィンガリング・テクニックを学習してきたが、それがコードでの複数押弦でも同様に活用できることを学ぶ
・斜め型での基本練習~斜め型2種類にて、一時期に動作する指の本数を1~4本とバリエーション化し、フィンガリング練習を行う
・斜め型でのバリエーション練習~行った斜め型を様々なアイディアでバリエーション化し、天地の入れ替え、天地への拡張等、より実際に使用されているコード形状も頻繁に出現してくる
・バランスの為のH&P練習~指板上で、4本指のバランスが整っていなければ、学んできたテクニックも本領を発揮できない。なのでバランスを高めるトレーニングを行う。4本指を用い、3連続のレガートをバリエーション化して行う