リズム練習が全ミュージシャンの必須課題。
どんな演奏でもリズムがまずいと全ては台無し…。
様々なエクササイズが紹介されていますが、ペペタスの「基本練習」は最も基本的で根本的な要素=「聞こえる・聞く能力」をシンプルなトレーニングで高めてゆきます。
このトレーニング方法を発展させることで、全てのリズムに対応できます。
基本的な、正確なリズム処理が出来て、初めて「グルーブ(ノリ)」の扉が開きます。
全ての音楽には「グルーブ」があり、例えば、クラシックにおいてもバッハとモーツアルトの8分音符の刻み方は全く違う。
オーストリアのワルツ(Waltz)とアルゼンチンのワルツ(Valsa)も全く異なる。
ジャズ・ロック・ブルースなども、タイプやスタイルによって「グルーブのさせ方」は全く違うものです。
しかし、全ては正確にリズムが認識できてキープ出来ることが最低条件。
さあ、丁寧に練習してみましょう!あなたの演奏が一気に改善されることは明白!
ちなみに多くの方が見落としているようですが、ペペ田代のギタリスト・ミュージシャンとしてのスキルの中で最も優れている要素のひとつが、この「リズム&グルーブ」なんです。
ロックで8ビート刻むだけでも一気に世界観が出せる。空気が出せる。これこそが「腕」。
この「ベーシック・リズムトレーニング」で、ぜひ皆さんも、ギタリストに要求される本質的な実力・リスナーをハッピーに出来る本当の上手さ等、音楽が要求するギタリストの本質的技量に気付く切っ掛けにしてください!
・初めに ~このステップで学ぶことと、音価表記の説明
・ブランククリックを聞く~ 最重要ポイントとなる「聞く」ことについて
・1ヶ所打ちと組み合わせ~ 1/4か所を打つ練習とその組み合わせ
・2ヶ所打ちと組み合わせ~ 2/4か所を打つ練習とその組み合わせ
・フィンガリングをつける~ 行った練習にフィンガリングを組み合わせてみる
・3ヶ所打ちと8分音符化~ 3/4か所を打つ練習とその組み合わせ
・1~3ヶ所打ちの組み合わせバリエーション~ 様々なパターンを組み合わせ実際の演奏に使用される状況に近づける
・拍をまたぐタイ ~タイを入れることにより一層実際的パターンに近づける