「ブラジル民謡組曲」第2曲であるショティッシュ・ショーロは、組曲中、最も軽快で明るい曲想で、単独レパートリーとしても好ましい。中級スキルで充分に弾きこなせることも嬉しい。
組曲中、他の曲同様【A-B-A-C-A】のソナタ形式で、各部とも音楽的に特徴が明確で、その特色を明確に表現したい。
主長調のAメロは明るく軽快に。
Bメロは並行単調なので、愁いを帯びて。
アッパーストラクチャー・コードで構成されるCメロは、ショーロの原点でもある低音弦でのメロディー歌い上げが特長。
各部を個性豊かに表現できるよう仕上げたい。
また技術的に容易な部分でも、人間工学的に体全体を活用するテクニックの練習に好適。
ぜひ末永く親しみたい佳曲。
・模範演奏:曲を知りましょう
・はじめに:作品背景やレッスンのポイントなどを解説
・Aメロ音楽解説:Aメロ演奏時に知っておきたい音楽解釈の解説
・フィンガリング解説_0~4小節:表題部分のフィンガリング解説と、演奏上の注意点やポイント
・フィンガリング解説_4~9小節:同上
・フィンガリング解説_10~16小節:同上
・フィンガリング解説_17~24小節:Bメロで同上
・フィンガリング解説_25~33小節:同上で、楽譜3ページ目にある「25~26小節」の異なる運指の解説も含む
・フィンガリング解説_34~43小節:Cメロで表題部分のフィンガリング解説と、演奏上の注意点やポイント
・フィンガリング解説_44~55小節:同上
・肩、肘、親指の動き_1:左後方からの撮影で上半身と左腕等の動作解説(Aメロ部)
・肩、肘、親指の動き_2:同上(B、Cメロ部)
・ピッキング解説_1:A,Bメロ部のピッキング解説
・ピッキング解説_2:Cメロ部で同上
・コード解説_1:A,Bメロ部のコード進行を解説
・コード解説_2:Cメロ部で同上
収録内容 動画:16ファイル/PDF:2(楽譜・メニュー)