古くからギターでも愛奏されるバッハの小品で、全編アルペジオで紡がれる。
アルペジオの練習曲としても好適で、音楽的欲求を表現するためにアクセントをつけることが、アルペジオのコントロール能力を高めることに直結する。
オリジナルは「リュートのための前奏曲」とされCマイナー(ハ短調)だが、ギターではDマイナー(ニ短調)で演奏される。
セゴビアの複数回の録音によって、古くから名演奏に接する機会が多いこともあり、多くのギター愛好家が取り組んでいる。
奏者によってテンポ設定も様々で、自分の音楽的欲求に応じて、自分なりのテンポで独自の美を目指してほしい。
日常のウォームアップにも便利に使える曲なので、ぜひマスターして身近に置きたい曲。
中級者にも格好の練習曲&レパートリー。大人気のバッハに親しみましょう。
・模範演奏:曲を知りましょう
・はじめに:作品背景やレッスンのポイントなどを解説
・ピッキングパターン解説:全編アルペジオの曲なので、使用されるパターンを整理しておく
・ピッキング実際:曲の流れに沿って実際のピッキングを確認する
・フィンガリング解説_1~9小節:表題部分のフィンガリング解説と、演奏上の注意点やポイント
・フィンガリング解説_10~17小節:同上
・フィンガリング解説_18~24小節
・フィンガリング解説_25~30小節
・フィンガリング解説_31~36小節
・フィンガリング解説_37~43小節
・肩、肘、親指の動き_1:左後方からの撮影で上半身と左腕等の動作解説(楽譜1ページ)
・肩、肘、親指の動き_2:同上(楽譜2ページ)
・コード解説:コード進行を解説
【収録内容】 動画:13ファイル/PDF:3(楽譜・アルペジオパターン表・メニュー)