アルペジオの発展形であるトレモロは、独自の問題点が数多く訴えられるが、その問題は根本的な技術を問うもので、そのほとんどは、アルペジオを始め根本的なフォームやストロークを再検討する機会をもたらし、それによって基本的なスキルを高め、テクニックをより正しく身につける試金石でもある。 トレモロに真摯に取り組むことで、フィンガーピッキングの本質的なスキルが一段とアップする。 そのトレモロを徹底的に学習するステップ。
- 【トレモロの代表的な問題点とその対策】 トレモロにおいて代表的に訴えられる諸問題とその根本的な解決方法を解説
- 【フォームとストローク】 トレモロのフォーム設定方法と、指のストローク方法及びコンビネーションを練習する
- 【回転速度アップ練習~2&3指で】 ストロークコンビネーションの回転速度を上げるため、2本、3本のコンビネーション練習を行う
- 【pの移動練習】 pの移動でima位置の変化が大きく起きないようpのストロークと移動を練習する
- 【maの分離】 大きな問題であるaとmの分離と独立性の練習
- 【imの分離】 amと同じ方法でimも分離を練習しておく
- 【分離のトレモロ版】 先に行った分離練習を同一弦で行いトレモロに近づける
- 【amiのスピード練習】 amiを一気に弾き抜き速度が出ている状態を体験し認識する
- 【返す練習】 amiをコンビネーションの中でタイミングよく素早い動作で返してゆく基礎練習
- 【トレモロ・コンビネーション】 paとpiのコンビネーションを学び、ブランディング(タッチ&ホールド)をマスターする
- 【pのスウィープ】 先に学んだコンビ内でpのアポヤンドスウィープを導入する
- 【5音トレモロを練習に導入】 通常の4音トレモロに1音加えた5音トレモロを練習することでバランスやフォームを手早く矯正する効果を学ぶ
- 【a側からの映像】 aを中心に、タッチの深さを確認する【amiの弦移動】 amiの弦移動の方法をマスターする
- 【挨拶】 ペペ田代からご挨拶
このステップの履修には当コースのSTEP1&2が学習されていることが必要です